どもどもこんにちは、中原るんでーす!
今回この世界の大先輩あっきーさんから漫画LPについてご依頼いただき、
詳しい打ち合わせの予定を立てていたのですが、
なんとなんと!
お知り合いということで、
わっきーさんにもご参加いただくというお話に!
今回、マジで一味ちがいます。
いつもならば
「あ~ごはん美味しかった!楽しかった!」
で終わる中原ですが、今回に限っては
「悔しい…!自分はまだまだなんだ。くそだ。底辺だ」
と気付いてしまったんです。それはもう涙が出るほどに。
私もだいぶ成長したでしょう?
\まずは楽しかった部分も含めていつもの漫画をどうぞ!/
私、初めて土谷愛さんに漫画LPを依頼していただいてから、
ほとんどずっと連載漫画のメソッドを使って漫画LPを描いてたんです。
(本人がプロットを作っている場合は除く)
現状世間に溢れている漫画LPは漫画のルール自体が丸無視されているものばかりだから、
漫画家の私が手掛ける漫画LPはそれでも良いストーリーで、読みやすかったと思う。
けど漫画LPとしては、全然だめだめだった。
こんな漫画LPしか描けないのに「ストーリーブランディングが得意」なんてツイッターに描いてた。
お客さんに最高の漫画LPを提供できていないのに、自分を最高の漫画LPを提供する漫画家だって言ってた。
くそじゃん!!
今まで、ずっと、「主人公は多くの人に愛され尊敬されるほうがいい」
そう信じてました。
主人公は全編通して(多少ダメな部分・悪い部分があっても根っこの部分は)いいヤツである必要がある。
(今は特徴があり、なんらかの信念があれば主人公として成り立つと仮説を立てています)
読者は主人公に感情移入して漫画を読み進めていくものだ。
主人公が嫌いになると続きを読んでくれなくなる。
けど、漫画LPにおいてはそこじゃない。
なぜなら、目的も状況も違うから。
漫画LPの目的は、多くの人に愛される漫画にするのではなく、
一人でも多くの人間に刺さる作品にすることだから。
多くの人はまず漫画やらLPやらを読んでくれない。
だから読んでもらえる努力をするため、冒頭には強い興味付けをする必要がある。
「なんじゃこりゃ!?」と思われるくらいが丁度いい。
たとえば多くの個人起業家の漫画LPに見受けられる冒頭の成功描写。
「成功して高級ホテルのラウンジで友人とアフタヌーンティーをしている女主人公」
「成功して毎夜毎夜ホストクラブで飲み歩きべろんべろんの女主人公」
どちらの続きが気になりますか?
前はよく見るような型で、普通の演出では読み慣れた人は辞めてしまうかもしれないけど、
後に紹介したほうはとりあえず「おっなんだコイツ?」って思わず先に進んじゃわない?
ひとまず興味付けという点では後者の方ができている。
という話を聞いたんだけど、これが物凄い衝撃的で。
そして超~~~~~悔しかった!!!
連載漫画と漫画LPをいつの間にか、勘違いしていたと。
確かに、突然炭治郎が
「もう鬼退治とかだるい!人間どうでもいい!」って叫んで賭博でも始めたら、
途中で読むのやめるよね。
(いや、逆に面白くて読んじゃうか…?笑)
けど鬼がはびこる世界で始めから
「鬼退治とかだるい、人間どうでもいい」って血だまりの中でも賭博に夢中の男がいたら、
ちょっと気になっちゃいません??
「なんだコイツ??なにやってんだ??」とは思いますよね。
興味付けには成功しています。
これが、今回一番悔しいと感じた「気付き」でした。
お別れし、しばらくは楽しくて美味しかったな~とほっくほくだったけど、
その日の夜、悔しくて情けなくて、朝まで寝付けなかった。
けど、私あっきーさんの年商が1億5000万円だとか、
二人のビジネスや仕組みについてなどお仕事の話を聞いてるときは
「すごいなあ」と思うばかりで、
全然悔しくなかった。
それは同じ土俵に立っていないから。
「悔しい」と感じられるのは、同じ土俵で相撲が取れる証拠。
それも、漫画LPの話に関しては、
あっきーさんやわっきーさんというビジネスの大先輩たちに対して、
「悔しい」と思えた。
中原、すごいモチベーション!
常に最高のLPをお客様に描き続けられるように、
これからも勉強に勉強を重ねていきます!
(ちなみに20時間くらい寝たらばちくそ元気になりました)
楽しく描かせていただき、ありがとうございました!